寺子屋のご報告

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例年通りの群馬県青年会主催の修養道場「寺子屋」が、今月の20日・21日で開催され、事故後30年の節目となった御巣鷹山の尾根を慰霊登山し、供養の真を奉げました。
本年は同じタイミングで慰霊登山に訪れた遺族の方も多く、中には大阪から初めてご参拝された方がいらっしゃいました。
30年前の事故で、お姉さまを亡くされたとのこと。
子供たちの一生懸命の御経で、大粒の涙を流されていたことが印象的でした。
物故者の方々の追善菩提と、航空事故が無くなることを祈るばかりです。
そして、個人的には、毎年参拝させていただき、廻向を手向けさせていただこうと改めて思いました。
話は少しそれますが、安保法案で揺れ動く今日です。
当山には、零戦の設計者・堀越二郎さんの従兄弟が眠っております。
映画『風立ちぬ』の「飛行機は戦争や経済の道具ではない。それ自体が美しい夢なのだ」という言葉が、寺子屋終了後のホッとした瞬間に、妙に心に響いてまいりました。

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