教え、教えられ

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皆様、こんにちは。
第56回日蓮宗布教研修所研修員の工藤修也です。
今年は暑さに加えて、雨が多く湿度の高い夏でございますが、晴天時に見える雲と蝉の鳴
き声から秋が近づいているなと感じる今日この頃です。
さて第56回日蓮宗布教研修所は、1週間あまりのお盆研修を経て、8月19日より再開いた
しました。
8月19日は、午前中に作務行を行い、新たに始まる研修に向け実相閣周辺の清掃を行いま
した。
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そして、ここから怒涛の所外研修ラッシュ!!
8月20日には、千葉県内の2カ寺のお施餓鬼法要に於いて4名の研修員が、法話をさせて
頂きました。
8月22日~23日は埼玉県東松山市の妙昌寺様に於いて、子ども道場に先生として参加させ
ていただきました。
8月24日は、東京ビックサイトで開催されたエンディング産業展を見学しに参りました。
特に妙昌寺様での子ども道場では、36人の子どもたちと共に一泊二日の修行に取り組みま
した。
普段なれない正座や、合掌、集団生活などのお寺での生活に戸惑いながらも、お上人方の
指導を素直に受け止めて、一生懸命取り組みどんどん成長していく姿にお自我偈に説かれ
る「柔和質直者(柔和にして質直なる者)」を感じました。
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また子どもたちに正座や合掌の所作のほか、食事作法なども指導をいたしましたが、子ど
もたちを指導するには、自分自身の所作を正しく行えなければなりません。
子どもたちのおかげで、自身の身が引き締まり、私自身も成長させていただきました。
子どもたちから、たくさんの元気と沢山の教えを頂いた子ども道場でした。
あと一週間で8月も終わり、半年間の研修期間も半分が過ぎることとなります。
今後は、研修所外に出ての研修機会が増えていきます。
前半の3ヵ月で学んだこと、そしてこれから学ぶことを、これから出会う人に「どう活か
し、どう伝えるか」そして出会った人から「自分は何を学ばせてもらっているのか」かけ
がえのない残りの3ヵ月で、学ばせていただいている感謝をし、常に自分に問いかけてい
きたいと思います。
次回もお楽しみに。

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