心の掃除。

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こんにちは。
第56回布教研修所研修員、原 裕真でございます。
夏の訪れを謳歌するような蝉時雨の季節になりましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
 
布教研修所は、先週、1週間の7月お盆研修があり、各研修員、このひと月半で得た成果を各々の地元にて発揮して参りました。
1週間会わないだけでも、研修員のことが気にかかる程、このひと月半で、互いに密な関係になれたのだなと実感致しました。
約1週間ぶりに全員が揃い、また気を引き締めて再スタートを切った布教研修所でございます。
 
再スタート初日には、いつもお世話になっている私たちのホームグラウンド、実相閣周りを隈なく作務行、掃除を行いました。
 


炎天下の中、無心になって作務行、掃除をしていますと、色々なことに気がつきます。
先月、入所した直後にも作務行、掃除をさせていただきましたが、あれからひと月半が経ち、また沢山の雑草が生え、ゴミが落ちておりました。
私たちの心にも同様に、このひと月半で、研修生活への慣れや、怠惰な気持ちが芽生えてしまってはいないだろうかと、改めて考えさせられました。


 

僧侶に必要なことは、お経と布教と掃除。
掃除というのは、自分の心の掃除をすることでもあるのです。
お盆研修が明け、自分の中に芽生え始めた怠惰な気持ちを一掃し、また新たな気持ちで、一意専心、日々の研修に向き合って参りたいと思います。 

連日、猛暑日が続いておりますが、この暑さを更に上回るアツイ気持ちを持って研修員一同、精進して参ります。
皆様方もどうかお身体御自愛下さいませ。
次回の研修員ブログもご期待下さい。

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