墨染寺 日暮有宏師 法燈継承式

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 京都市墨染寺で5月27日、第41世田中宏明師が勇退され、法嗣日暮有宏師の第42世の法灯継承式が晴天の中営まれ、達師法縁縁頭本山頂妙寺安藤日瑛貫首をはじめ、法縁、有縁の僧侶・檀信徒約120名が参列し行われた。
 田中宏明師は、参事、協議員、協議員議長等を歴任。平成2年に住職に就任して以来27年に亘り、本堂屋根葺き替え、庫裡改築、山門修復、日蓮聖人辻説法像建立、永代供養塔建立、歴代廟整備等、数々の寺観整備に尽力された。
 式では、住職の証である払子を田中宏明師より新住職日暮有宏師へ継承された。そして、住職となって初めての給仕である仏祖三宝へ献膳が行われた。
 払子を継承された新住職は力強く奉告文を読み上げ、仏祖三宝へのお給仕、これからの寺門興隆と広宣流布、檀信徒教化にさらなる精進を誓った。
 最後に、橋本一妙京都府第一部宗務所長より辞令の伝達が檀信徒の前で行われ、新しい住職に期待と歓迎の拍手が贈られた。
 謝辞では、「檀信徒の皆様のご理解ご協力を頂戴しながら共に墨染寺の為に身を尽くしたい。皆様のお力をお借りしながら、この墨染寺が法華経、お題目が響き渡る道場となるよう、皆様にとって心の拠り所となるお寺、集まりやすいお寺となる事を目指し、三宝給仕に精進致します。」と今後の抱負と感謝の言葉を述べた。

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